〜お彼岸について〜
春分の日と秋分の日の前後3日、1週間が彼岸とされております。
この期間に先祖参りをする理由とは、
•先祖様がおられる世界の事を彼岸(西方)
•我々が住んでいる世界の事を此岸(東方)
と言います。
お彼岸の1週間は太陽が真東から昇り真西に落ちていきます。
即ち、
此岸(東)から彼岸(西)へいつもより想いが通じやすいとされていることから、彼岸の期間に先祖供養をするようになったと言われております。
また、彼岸の1週間は
迷いの世界である此岸で生きている我々が仏教に触れる期間でもあります。
この1週間は『六波羅蜜』を実践することが大切であると考えられております。
六波羅蜜とは六つの修行のことです。
1,布施(人に施すこと)
2,持戒(自分を戒めること)
3,忍辱(耐え忍ぶこと)
4,精進(努力をすること)
5,禅定(心を鎮めること)
6,智慧(慈悲心をもち、物事を正しくみること)
です。
普段から実践することが大切ではありますが、なかなか難しいと思います。
しかし、この1週間は六波羅蜜を意識して実践することで、悩みや苦しみの原因を知るきっかけになることもあるでしょう。
是非実践してみてください😊🙏
〜まとめ〜
彼岸とは
•春分の日、秋分の日の前後3日を含めて1週間
•いつもよりご先祖様へ想いが通じやすい期間
•生きている私達が六波羅蜜を実践する期間
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